緊急要望
本日、東京都庁訪問し、東京都福祉保健局長 杉村氏に対して、江戸川区議会自民党・公明党の連名で、放射線測定に関して、下記の事項を要望しました。この要望活動は、江戸川区選出都議会議員自民党宇田川先生・田島先生、公明党上野先生のご尽力により実現しました。
以下要望書全文
東京都知事
石原慎太郎殿
「放射線量測定に関する要望書」
福島県第一原子力発電所の事故を起因とする「放射能汚染」は各地に大いなる不安を与えております。
特に1300万人の住民が生活する東京都における放射能の人体被害を危惧する声は強いものがあります。
そうした声を受け、東京都では先に都内全域100か所で「放射線量測定」調査を実施しました。
結果として都内で最も高い数値を検出した地域でも、年換算国際放射線防護委員会(ICRP)が上限と定める1ミリシーベルトを下まわり、「健康に被害を与える数値ではない。」との見解を示しております。
しかし、目に見えない放射線に関する都民の不安は解消されたとは言えません。
そこで、放射線量について東京都の更なる取り組みを期待し、下記事項を強く要望するものである。
記
1、千葉県・埼玉県と隣接する東京都の東部地区「江戸川区」にモニタリングポストを設置し、近隣自治体と連携を深め、より広域的な放射線量の推移を常時監視すること。
2、東京都内における100か所の放射線量の測定については、今後も継続的に実施し、都民に数値を公表すること。
3、拡大する「風評被害」における産業界への打撃は深刻なものがあります。
放射線量に関する正確な知識を持ち、周知徹底を図るための積極的な広報活動をすること。
以上
平成23年7月19日
江戸川区議会自由民主党
江戸川区議会公明党