第二回定例本会議において
新型コロナウイルス感染症対策の更なる充実とSDGsの推進 について区長に提案。
問
①個人から事業者までの幅広い方々を対象とし、具体的な支援策の相談に応じるコンシェルジュ的な機能を有したワンストップでよりきめ細やかな相談サポート体制をとして、新型コロナウイルス感染症総合相談窓口を新設してはどうかと考えるが、区長の考えは。
答
①7月に一連の新型コロナウイルスの対応について検証したいと思っている。そのような中で今後予想される第2波に備えて区民や事業者にとってわかりやすく、区民サービスの向上につながる相談体制を研究していきたい。
問
②必ず来ると予想されている第2波が襲来する前に、人員増強等を柱とする保健所の更なる体制強化を進めてはどうかと考えるが、区長の考えは。
答
②陽性患者に対する積極的疫学調査によって濃厚接触者を早期に発見し、検査を実施し、医療につなげることは重要であり、保健所体制の強化は必要であると思っている。第2波、そして新たな感染症の発生に備え、応援体制を充実させ、積極的に人材確保に努める。
問
③第2波襲来前に、本区のPCR検査体制の更なる強化、医療従事者の感染リスク軽減、熱中症対策の観点から、従来の検査方法に加え、厚生労働省が新たに認めた唾液を使ったPCR検査の導入を検討してはどうかと考えるが、区長の考えは。
答
③PCR検査以外にも様々な検査手法が開発されてきたことから、唾液の検査についても医師会と調整し、導入に向けて検討していく。
問
本区では、経営企画部にSDGs担当を設置、また国連の友Asia-Pacific、世界連邦ユースフォーラムと三社連携協定を締結するなど、本年に入りSDGsの推進に精力的に取り組
んでいる。今後、本区としてSDGsの更なる推進をどのような視点で実行しようと考えているのか。また、更なる推進のためには、区政の両輪である議会の役割も明記したSDGs推進計画や共生社会の理念を加えてSDGs推進条例などを策定し、区民の皆様にその方向性を示すことが必要と考えるが、区長の考えは。
答
「SDGsの推進=共生社会の実現」と考え、推進センターを拠点に官民連携による取り組みを進めていく。また、本区が目指す共生社会の実現に向け、現在の長期計画に代わり2100年までを目標とした「共生社会ビジョン」、そして2030年までの具体的な施策「共生社会=SDGsビジョン」の策定を予定している。共生社会のビジョンの策定・実現には、区議会との連携・協力が不可欠である。国際社会の要請である自治体としてのSDGsの推進に向け、区議会、執行部、そして区民の皆様が一体となった取り組みを進めていきたい。