第三回定例会における議案内容
九月二七日から十月二七日の会期で区議会第三回定例会が開催されました。
ここで平成二三年度の一般会計補正予算が決められました。今回、八億二五二九万円の予算が新たに計上されました。補正の主な内容は左表のとおりです。結果として年間の予算総額は二二六八億一六二五万円となりました。
今定例会では、補正予算を含む十三件の議案と報告七件が提出され原案通りすべて可決されました。
区の条例で決まったこと
また、左記のように区の条例の一部を改正しました。
①財団法人江戸川区環境促進事業団が公益財団法人に移行し、その財団の名称等規定を変更しました。
②正当な理由なく区民税の申告をしなかった場合の過料の金額を上限三万円から上限十万円に見直しました。
③寄付金税額控除の適用下限額を五千円から二千円に引き下げました。
④災害弔慰金の支給等に関する法律の改正に伴い、災害弔慰金の支給となる遺族の範囲に死亡した兄弟姉妹を加えました。
⑤区立北小岩八丁目南児童遊園を廃止しました。
⑥新川護岸耐震補強工事の請負契約が成立しました。請負金額は二億二七三二万円です。
⑦区立えがおの家の指定管理者が、「社会福祉法人東京都知的障害者育成会」に決まりました。
⑧区立福祉作業所および福祉作業所分室の指定管理者が、「社会福祉法人江戸川菜の花の会」に決まりました。
なお区議会の報告事項において、平成二二年決算の結果、江戸川区の実質公債費比率がマイナス3.8となり、更なる区財政の健全化が進められていることも確認されました。
平成23年度補正予算の今回の内容(単位:千円)
区民生活費
東部図書館の駐車場用地の取得費および工事費など 77,044
福祉費
希望の家隣接用地取得費、地域包括支援センター等の繰出金追加、
一之江保育園・逆井保育園の耐震改修費の補助金など 161,739
健康費
国民健康保険事業特別会計への繰出金の追加 23,503
土木費
震災時における倒壊危険ブロック等に対する改修の助成など 8,669
教育費
木全・手嶋育英事業基金積立金 10,000
諸支出金
平成22年度に受け入れた国および都の支出金清算での返納金 544,342